【内眼角形成手術(1)】 |
コタの場合、涙のコーティングが上手く出来ていないことにより、角膜が弱いというのが、今回の角膜穿孔に至ったそもそもの角膜裂傷の原因であるという診断だったので、再発を防止するために施術したという経緯があります。
今回の内眼角形成手術については、手術中モニターで観ることが出来なかったので、角膜移植の時のような詳細の記録が残せません。
現時点で分かっている範囲だけ書き残し、右瞼の抜糸が終わってから術後の様子(結果)を残したいと思います。なお、手術に当たっては、全身麻酔を行い、同時に角膜移植手術の際に、角膜を縫合した糸の抜糸を行っています。(角膜の縫合については、角膜の透明度を高めるため、敢えて溶ける糸を使わないとのドクターからの説明でした。)
手術は、抜糸・内眼角形成を合わせ、約2時間。※内眼角形成は、両目に施術
術後、抜糸した右眼は、これまでと反対の目頭側に保護のための瞼の縫合が施されていました。当該保護縫合については、皮膚の縫合なので、抜糸の際は全身麻酔をせずに行うとの説明を受けました。(術後2週間で抜糸予定)
内眼角形成は、従来からあった眼瞼形成とは異なる、コタのお世話になっている眼科のドクターが考案したという手術。(もしかすると、ですが、人の美容整形の技術をワンに応用したのかもしれません)
適正な瞬きをし、角膜に有効な涙のコーティングをしてあげられるようにするのが、この手術の目的で、術例を調べると、「涙やけ」のワンちゃんが施術するケースが多いようです。コタの場合は、涙やけという症状が見られたことはありませんが、今回の角膜の損傷の原因が、適切な涙のコーティングによる保護がなく、角膜自体が弱いことにあるという診断で、再発防止と、術後の角膜保護の目的で行うことになったものです。涙のコーティングによる防御機能が正常に発揮されていれば、めったなことではキズはつかないそうです。眼の表面のトラブルのほとんどは、涙の防御機能が働いていないことに起因しているとのお話でした。
実は、、、手術した際、終了後ドクターが次の手術に入ってしまったため、手術自体の詳しい説明を受けてはいません。(勿論、手術が成功した旨、及び術後の対応については説明がありました。)よって、手術自体の詳細については、抜糸の際に訊くことになるため、当テーマでまた記事UPすることにします。
<内眼角形成手術の治療費明細>