【眼科専門医通院_経過診察】 |
先週の反省を踏まえ、かなり早く家を出たのですが、割と高速が混んでおり、特に首都高が詰まり気味だったので、いつもの飯田橋ではなく、手前の東池袋で降りて、眼科へアクセスしました。
結局9時前に到着すると、1番乗り。診察の開始する9時半になっても、コタくん以外の患者さんは1組だけ(!)
最初に軽いヒヤリング後、お預かりとなり、さほど時間を置かずに呼ばれ、院長センセイからの説明を聞きました。心配した再度の眼瞼縫合はなく、縫合したままでの角膜の検査となりました。
院長センセイの説明を羅列すると以下の通り。
・先週の培養検査の結果、細菌は見付からなかった。よって感染症ではない。
・眼瞼縫合1週間では角膜の状況に変化はなかった。
・歳をとっているコであれば、この状態なら、即結膜フラップ手術をするが、コタくんはまだ若いので、自力で細胞(角膜)を修復することに期待して経過を見ている。またその再生力を阻害する因子は何かを見ている。
・今の状態は、まだ結膜フラップをやる段階ではないと考えている。
(コタくんは水泡性角膜症なのか質問すると)
・コタくんの今の状態は、確かに水泡性角膜症に近い。ただし、これは内皮側が壊れるもので、コタくんの場合は上皮側が壊れている。
・コタくんは、表面に近い部分が潰瘍化(実質層も融けてしまっている)しているが、内皮が壊れておらず、表面から水分が入り込んでいるだけなので、細胞のふやけ方は(悪い中では)大したことはないレベルともいえる。
・健康体であれば、眼瞼縫合1週間で角膜再生の効果が見られるが、コタくんの場合は、経験上おそらく3週間程度必要と思われる。
・縫合後3週目で大体解けてくる。2週間後に縫合を解いて、チェックをし、再度縫合する予定。2週間後に今より悪くなっていることはないハズ。再縫合から3週間程度は心配しなくて大丈夫。
・もし来週縫合が解けた場合、週末来院すること。
・格子状切開などは、人間の場合でいうと、余程端の部分ならやることもあるが、通常、行わないもの。完治後に間違いなく歪みが生じるため。
今回は、左眼の白濁を「浮腫」と表現されていました。
また、先週お話を伺った印象とは異なり、「コタくんの若さなら、ある程度まで回復出来るのでは」という論調である感じがしました。ただし、以前より指摘されるコタくんの再生力のなさ(傷がなかなか治らない)は相変わらずです。
今後の点眼に関しては、これまでと同じ内容を継続。ベストロン点眼液が2本(2週間分)追加されました。内服の抗生剤については、今呑んでいるセファクリアの代わりに、ケフレックス(カプセル250)という抗生剤が処方されました。初めての薬なので、ちょっと緊張しますが、これまでと同じセファレキシンが主成分なので、大丈夫かな。
何事もなければ、2週間後にまた通院。今日は3連休初日だからか、珍しく空いていましたが、2週間後は予約でいっぱいのようなので、また先週みたいな診察になりそう。縫合手術が予定されるので、ごはん抜きで臨まなくてはならず、ちょっとコタくんが不憫です。
左眼の動きが明らかに活発になっており、来週あたり解けそうな予感がするので、来週末の通院になるかもしれませんが、、、
<参考資料>
角膜の構造
コタくんは、角膜(上皮層)の新陳代謝が悪いんだなぁ。
この資料から解析すると、コタくんの場合、白濁が上皮層側にあるため、修復は可能、ただし、実質層にも及んでしまっているため、修復しても透明には戻らない。内皮細胞は増殖しないため修復は不可能だが、コタくんは内皮に障害が及んでいないため、この点ではセーフ。
@コタ父